コンデンサーマイクおすすめ人気15選(全視聴可)比較!プロが厳選

コンデンサーマイクは昨今の技術で、低価格で非常に高品質なものが販売されています。初心者は種類が多すぎてどれを買えばいいか迷いますが、特に良いとされているものは限られてきます。ここでは熟練の録音技師のエンジニアがコストパフォーマンス重視で、価格帯別のおすすめを厳選して解説していきます。

コンデンサーマイク選びの基本

まず頭に入れてほしいのはコンデンサーマイクにはソリッドステートチューブ(真空管)という2つのタイプのものがあります。チューブのものは癖が強くて高価なものが多く、スタジオや宅録ではソリッドステートタイプのコンデンサーマイクの方が用いられる事が多いです。

また値段相応の物になりますが、ソリッドステートのマイクには真空管のマイクプリアンプ、真空管のマイクにはソリッドステートのマイクプリアンプを使って録音すると品質が格段に上がります。倍音の増幅度合いはCDのような音作りに直結してきます。

日本のレコーディングスタジオは、面目上プロの業界標準と言われるコンデンサーマイクを仕方なく導入している部分があります。NEUMANN U87Aiというマイクです。これは輸入元が海外という事も相まってコストが高いわけで、日本産の10万もしないコンデンサーマイクと性能は大して変わりません。逆にそういうものはアメリカのスタジオで重宝されていたりします。ただ高いものを買えば良いという訳ではなく、性能やコスパの方が大切なのです。

Audio-Technica Recording Basics — Solo Vocals Overview | Full Compass

 

condenser mics comparison ; at4050,c414,km184,at4040

買わない方が良い価格帯

コンデンサーマイクは1~2万程度の初心者用を買うか、10万前後のプロ用のこのどちらかにした方が良いです。

  1. 3~7万クラスは中途半端なものが多く、初心者向けマイクとの性能差を感じません。違いを感じたければ少し頑張って、プロ用(8万クラス)のレコーディングで使われるコンデンサーマイクを買った方が良いです。
  2. また13~20万くらいの価格帯のコンデンサーマイクも買わない方が良いです。コスパが低いものが多いので、この辺りを買うならノイマンのU87辺りを買った方が性能差を実感できます。

メーカーはaudio-technicaRODENEUMANNこの三社だけにしぼれば良いです。初心者はオーディオテクニカかRODE、プロはオーディオテクニカかノイマン。(※飽くまでフラットで汎用性の高い、軸がぶれない音をレコーディングしたい場合)

オーディオテクニカは日本製で、アメリカのスタジオでは定番です。日本のスタジオにはノイマンが標準とされている文化が残っているのですが、現在では30万くらいするノイマン87と8万くらいのAT4050ではあまり差がありません。

Studio Condenser Microphone Comparison (LDC): Sennheiser MK8 vs AT4050 vs Shure KSM44

 

스튜디오 마이크 비교 영상 TLM102, TLM103, AT4050 _마이크몰 www.mikemall.com_

・初心者向け(1~3万)

この価格帯は様々なものがありますが、エントリーモデルとしてオーディオテクニカとロードのものが鉄板です。両方ともコスパが高いのでおすすめです。Youtubeや実況などで使うマイクもこのメーカーのものが良く、頑丈なので長い間使えます。昨今のコンデンサーマイクはこの価格帯でも非常に性能が高く、一つ買っておけば使いまわしが効きます。

AT2035

AT2035は1万円台のコンデンサーマイクの中では録音の音質は一番良いと思います。オーディオテクニカ製の物は癖が無く、ナチュラルに録音できるのが特徴です。マウントもついてくるのでコストパフォーマンスが高く初心者にはおすすめです。Amazonで見る

AT-2020 vs AT-2035 vs AT-2050 Comparison (Versus Series)

 

NT1A

NT1Aはかなり売れているマイクで、マウントとポップガード、ケーブル付きで2万を切る価格帯。録音音質もそこそこ良いです。コスパは断トツ一番です。最初の一本におすすめ。Amazonで見る

Neumann U87 vs Rode NT1-A

・実況やセミプロ向け(3~5万)

この価格帯の音質は初心者向けの物とそんなに変わらないです。いくつか機能が追加されていてそれで高くなっているものが多いです。もう一段上の価格帯の方がコスパ的におすすめですが、この価格帯で最も有名かつ、コスパが高いとされる二本を選びました。

AT4040

AT4040を買うなら絶対に4050ですが、この価格帯での音の品質は素晴らしいです。Amazonで見る

Audio-Technica AT4040 Condenser Mic Review / Test

NT2-A 

NT2-Aは大きな賞を受賞していて有名です。意外に結構使えるマイクでドラム録りなどで使った記憶が…
5万程度のマイクですが、本番の楽器レコーディングでも、サブマイクとして使えるコスパの良いマイクです。Amazonで見る

 

Rode NT2a vs NT1a (and a CAD e100s)

・レコーディング、プロ仕様(8~11万)

このクラスは10万前後くらいのものが多いです。その中でも業界標準で評価の高いものだけを選びました。この価格帯でも良くないコンデンサーマイクは沢山あります。それらを高額で掴まされてしまうと中々しんどいので、体験できるお店に足を運んで、自分の耳で確かめてから購入しましょう。

AT4050

AT4050はレコーディングにおいてかなり評価が高いマイクです。純国産性マイクとしては最高峰に位置し、国産なので輸入価格では無く、日本人にはコスパが非常に高いです。アメリカや海外のスタジオでは標準マイクとして使われており、評価も高いです。

オーディオテクニカの40シリーズのソリッドステートの物では最高グレードのものになります。特徴としては癖が無くそのまま録音できます。どんな声の人にも相性が良く、重宝されています。
またアコギやピアノなどの楽器を癖なく録音するのにも適しています。Amazonで見る

汎用性が非常に高く、癖なく使いやすいので仕事用の最初の一本におすすめしたいマイクです。Amazonで見る

Neumann U87 vs AT4050 Mic Shootout

AKG C414 XLII

AKG C414 XLIIはかなり歴史が深いマイクで、ロック調の曲で良く使われます。XLSというバージョンもありますが、こちらの方が使っている感覚としては高い倍音の抜けが良くオススメです。癖が強いマイクなので、曲調やボーカリストの声の性質によって合う合わないはあります。激しい曲やボーカルの声を前に出したいときに重宝するマイクです。Amazonで見る

AKG C414 BXLS vs XLII vs BULS vs TLII comparison mic shootout

・プロスタジオ標準マイク(20~50万)

プロスタジオが導入しているマイクの中で、最も高級で高品質とされるおすすめのマイクを選んでいます。マイクプリやインターフェイス、録音ブースなどを組み合わせて効果を発揮するものが多いので、個人レベルで導入しても、使いこなせない事が多いです。
また癖が強い物が多いので、曲調や声質によって、汎用性はかなり変わってきます。

NEUMANN U87Ai

U87はコンデンサーマイクで日本のスタジオの標準とされているもので、これが無いスタジオは経験上、あまり良い設備が揃っていない事が多いです。スタジオ選びの基準の一つとなる機材です。25万円くらいします。録音はかなりしっかりしていて、隙がないです。独特なソリッドステートの音で、ノイマンにしか出せないような音です。ローからハイまで全体的にバランス良く聴こえます。間違いなく素晴らしいマイクなのですが、日本ではスタジオが面子を保つために導入するようなマイクなので、その音を好んで30万を出す人はあまりいません。この価格だけが唯一納得できないマイクとして有名です。個人で宅録などCD用のレコーディングをするならAT4050の方を買っておいた方が断然コスパが良いです。Amazonで見る

Neumann U87AI vs Neumann TLM 102

AT5047

AT5047は特殊なマイクで真空管性です。倍音の増幅具合や音録りのバランスが素晴らしく良いです。発売当初はノイマンのu87を超えたと騒がれました。
使ってみた感想としては声に倍音を纏わせる、真空管の温かみが、真空管のマイクプリを使った場合よりも、顕著に出ます。わりと曲調や声質を選ぶマイクです。お値段は40万円ほど。Amazonで見る

Darryl Phinnessee Performs at the Audio Technica AT5047 Launch Party – Part 5 | Westlake Pro

SONY C-800G/9X

このマイクもチューブです。AT5047とはまた違った倍音の増幅で、どしっとした迫力がでるようなイメージ。
真空管の纏わり具合は大きく、このマイクも曲調や声質で好みが分かれます。特注品なので納品まで数カ月かかります。お値段は50万以上ほど。

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